海老芋
突然ですが、みなさん海老芋って知ってますか?
海老のようなしましま模様のある、海老ぞりのような形に育てた里芋の一種で、京野菜のひとつなんです。
一般的な里芋よりもねっとり滑らかな食感で、コクがあってクリーミィ。
京都に来て初めて食べてからそのおいしさにハマり、毎年育てています。
春に芽出しをして、初夏に植え付けて、秋から冬にかけて収穫となります。
縁起物として年末からお正月にかけて需要が高まるため、今月は海老芋強化月間!
株を掘り起こして、芋を拾って、土を払って、サイズに分けて保存します。
掘るときに傷つけてしまったものや小さすぎるものは売り物にならないので自分で食べます。
煮っころがしたり、クリームシチューに入れたり、鍋に入れたり、豚汁に入れたり…
火を通すとすぐ柔らかくなるのに煮崩れしにくく、どんな料理にも大活躍です!
自分で作った野菜が食卓に並ぶ幸せ。
田舎では当たり前のことだけど、豊かな生活だな~と感じます。